HOMEPAST PLAY2000年代の作品福幸RAKUGO芝居 じしんにかとう

福幸RAKUGO芝居 じしんにかとう
〜いんすぱいあ「地震加藤」「真田小僧」「子ほめ」「たらちね」〜

※本公演は終了しました
じしんチラシ表 じしんチラシ裏
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舞台写真 写真:岡松トモキ

上演記録

《熊本公演》
2016年10月29日(土)19:00 10月30日(日)11:00 14:00
熊本市国際交流会館 大広間A

《荒尾公演》
2016年11月6日(日)13:30
荒尾総合文化センター 練習室3


<出演>
ハチ・清正   青谷一郎
ダンナ・秀吉  石川雅道
オカミ・オキヨ 三角志帆
キンボウ・三成 馬渡直実
噺家・隠居   政木ゆか(フリー)

<スタッフ>
構成・脚色・演出 松本眞奈美
音楽編曲 北村茜(with a clink)
写真撮影 岡松トモキ
宣伝美術 丸-Ship
制作   劇団「市民舞台」制作部

あらすじ

飛脚のハチは旦那の一人息子キンボウにいっぱい食わされ、戒めの為にお尻をピシャリ。そこを旦那とおかみさんに見られ暇を出されてしまった。そこで、なんとか旦那に許してもらおうと近所の隠居に相談する。隠居はまず旦那を褒めて気分良くして謝れば、きっと許してくれると人を褒める方法を教えるが、ハチはうまく褒められず失敗。
新婚の女房の勧めもあり再度隠居を訪ねると、口下手のハチを考慮した隠居は歌舞伎「地震加藤」を参考に、地震があったらいの一番に旦那の下に助けに駆けつければ、きっと旦那の怒りも解けるだろうと話す。
ハチはそれを鵜呑みにし、夜も眠らず昼寝して地震、雷、火事を見張る事にしたのだが…。

解説

平成28年熊本地震が起こり、熊本に住む多くの人は被災者としての生活を余儀なくされた。
劇団宛に送られてきたメールには「こんな時だから笑える芝居が見たいです。」とあった。そんな声に応え、多くの人に笑いとひと時の心の開放を届けたいと思い、落語と芝居を融合させた今作を制作するに至った。
地震を笑い飛ばす様に、核になる噺には地震を扱ったネタを使いたいと探した結果、熊本ゆかりの加藤清正の逸話が題材になった「地震加藤」という演目に行き着いた。そのあらすじを元に、「真田小僧」「子ほめ」「たらちね」の3本を組み込み1本の芝居として構成。
地震に勝って復興を果たし再びの幸福を願う意味で「福幸(ふっこう)RAKUGO芝居」と銘打った。

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