※本公演は終了しました
舞台写真(ゲネプロ時)
2011年9月4日(日) 14:00
熊本県立劇場 演劇ホール
出演 | |||
桃太郎 | 青谷一郎 | 津波女 | 山元ガラ(天草演劇愛好会) |
金太郎 | 石川雅道 | 加茂女 | ますだいくみ |
浦島太郎 | 江鉄之助 | 阿比流 | 坂本ゴンタ(フリー) |
かぐや姫 | 村上習子 | 乞食 | 鈍貴彷汀 |
初瀬姫 | 樫山結 | 佐藤進(OB) | |
ヒメ | 吉岡志穂 | 城下の人々 | 徳冨敬隆(DO GANG) |
白鳥野呂馬守与太郎 | 田中亮次(フリー) | トーマ(熊本大学演劇部) | |
八竹局 | 平野浩治(劇団濫觴) | 司城宏太朗(熊本大学演劇部) | |
お松 | 安達由美 | 松井弘(フリー) | |
お梅 | 三角志帆 | 田中希望(劇団「魂」) | |
柿上猿太彦 | 谷口晋平 | 松崎仁美(劇団濫觴) | |
犬童犬臣 | 桑路ススム(フリー) | 豊住季実枝(フリー) | |
美空雉麻呂 | 井上菜穂子(フリー) | 江頭美輪 (あったかハートふれあい劇団) |
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忠太郎 | 信岡孝幸(フリー) | 末吉咲子 | |
コーラス | アカペラグループ「茶論's」 みほ あゆみ まちゃ ダイゴ おごう |
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スタッフ | |||
作・演出 | 松本眞奈美 | 舞台美術 | 吉本政弘(吉本美術) |
舞台監督 | 五島和幸 | 衣装 | 福島千恵 松本眞奈美 |
照明 | 色川伸(ベアーズ・ワン) | 小道具 | 吉岡志穂 樫山結 |
音響 | 坂本龍彦 | ||
殺陣指導 | 伊勢利茂 | 協力 | 河野ミチユキ(ゼロソー) |
坂口美由紀 (コモド・アート・プロジェクト) |
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衣装協賛 | リサイクルきもの呉楽 | 井村市子 |
劇団創立50周年にあたり、これを記念し劇団の公演を県民の皆様にご披露するとともに、永年当劇団の代表であり、熊本の演劇人の相談役だった渡邊恭士氏の3回忌の追悼公演として位置づけ実施いたしました。
現役の団員のみならず、OB、OG、県内演劇人の協力を得て、花道やセリ等熊本県立劇場の演劇ホール舞台をフルに活用して上演いたしました。
むかしむかし、あるところ。
盗まれた家宝「桃の掛け軸」を探す桃太郎と、城から出奔した姫を探す金太郎と、旅の僧となって世捨て人状態の浦島太郎がいた。
桃太郎は人気役者の美空太夫の下に居候しながら、不老不死の桃を産み出す「桃の掛け軸」の行方を追ううち、白鳥野呂馬之守与太郎の城で権勢をふるう八竹の局が不老不死の宝を集めており、そこに「桃の掛け軸」があることを知る。
一方、金太郎の探す初瀬姫は父白鳥沓名之守南京の跡をついだ野呂馬之守与太郎と側室八竹の局からいじめを受け城を追われたが、灰かぶりと名前を変え桃太郎に助けられており、訪ねあててきた金太郎と無事再会。
桃太郎、金太郎ともに目指す敵は白鳥城の野呂馬之守と八竹の局と知り、力を合わせ二人を討つことを誓う。が、そのためには白鳥城の発端に関わる浦島太郎の力が必要であった。しかし、世捨て人となり人と関わることを厭う浦島太郎は二人に力を貸そうとはしない。
そこへ、昔帝へ贈った不老不死の妙薬を取り戻すために月から舞い戻ったかぐや姫が加わって…。
ご存知御伽草子の主人公達が繰り広げる、人の欲に棲む鬼退治の物語