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劇団「市民舞台」40周年記念公演
よろしくウエンディ!

※本公演は終了しました


上演記録

2001年7月8日(土) 14:00 18:30
熊本市産業文化会館7F大ホール

出演 スタッフ
番P太(ピーターパン) 石川雅道 作・演出 松本眞奈美
波子 鶴田安希子 舞台監督 五島和幸
タイガー・リリー(大家) 村上習子 舞台装置 吉本正弘(吉本美術)
海賊フック(おばば・福田) 谷口晋平 照明 色川伸(BEARS ONE)
ワニ 内田よしひろ(劇団「石」) 音効 渡辺小巻
メロン 内野あゆみ 小道具 五島和幸
ブラック 永田黄子 衣装 松本眞奈美
ティンカーベル 廣瀬咲子

あらすじ

 番P太はマンガ家。ある少年誌の新人賞をとり華々しくデビューしたが、現在は鳴かず飛ばずの生活。そんな彼の心の支えは学生時代からのしっかり者の彼女“波子”。しかし家賃も払えず、パチンコに明け暮れるP太の日常に波子も少しあきれ顔。借金の申し込みをするP太に波子は「私の身に何かあったら戦ってくれる」ことを条件に借金を承諾する。だが、平凡な日常に「何か」など起こるハズはなかった。が、それは突然訪れた。波子が何者かに誘拐。そして、P太の元にはネバーランドからワニがやって来たのだ。「ピーターパン。あなたがウェンディーを空の塔から救い出すことがネバーランドを救うことになるのです。」
ネバーランド? ピーターパン? ウェンディー? 冒険? 疑問だらけのままP太は元人食いワニと共に、“波子=ウェンディー”救出の冒険に旅立つ。
P太の、そして波子の運命は? 消えかかっているネバーランドは無事再生できるのか? 夢の冒険が今幕を開ける!

 このストーリーの原案は作者が20才ぐらいの頃に書いた詩に見られる。夢見がちで厚い親の保護の下送っていた学生生活から社会人となって、「夢」と「現実」のバランスの難しさに気付いた頃の詩だ。それから十数年。結局同じテーマで書いているってことは、人間そう簡単には“大人”になれないってことらしい。

(70〜80年時代のSFマンガ、ロボットアニメ好きの方には特にオススメです?)

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